結論(要点)
by は「手段・行為者」、with は「道具・一緒に使うもの」を表します。
- by:誰が行ったか、どんな方法で行ったか
- with:何を使って行ったか
つまり by は「方法・主体」, **with は「道具」**という違いがあります。
by と with とは(概要説明)
英語の by と with はどちらも「〜で」という日本語訳になることが多いため、日本人学習者が混同しやすい前置詞です。しかし英語では意味の中心が異なります。
- by:方法・行為者・手段
- with:道具・材料・一緒に使うもの
特に**受動態(be + 過去分詞)**ではこの違いがよく現れます。
例
The novel was written by him.
その小説は彼によって書かれました。
He wrote the letter with a pen.
彼はペンで手紙を書きました。
このように、人(行為者)は by、道具は with を使います。
by の意味と使い方
IPA
/baɪ/
辞書的意味
〜によって、〜で、〜のそばに
コアニュアンス
行為者・方法
「誰が」「どんな手段で」という行為の主体や方法を表します。
典型構文
- be + 過去分詞 + by + 人
- by + 交通手段
- by + 方法
例文
The book was written by a famous author.
その本は有名な作家によって書かれました。
I go to school by bus.
私はバスで学校へ行きます。
She learned English by watching movies.
彼女は映画を見ることで英語を学びました。
with の意味と使い方
IPA
/wɪð/(語末では /wɪθ/)
辞書的意味
〜と一緒に、〜を使って
コアニュアンス
道具・付随するもの
「何を使うか」「何と一緒か」を表します。
典型構文
- with + 道具
- with + 人
- with + 材料
例文
He cut the paper with scissors.
彼はハサミで紙を切りました。
She wrote the letter with a pen.
彼女はペンで手紙を書きました。
I went to the concert with my friends.
私は友達とコンサートへ行きました。
by と with の違い
| 前置詞 | 基本イメージ | 主な意味 | 例 |
|---|---|---|---|
| by | 方法・主体 | 誰が行うか / 手段 | written by him |
| with | 道具 | 何を使うか | cut with a knife |
ポイント
- by = 誰が / どんな方法で
- with = 何を使って
日本人がよくする間違い
① 道具なのに by を使う
❌ He wrote the letter by a pen
⭕ He wrote the letter with a pen
ペンは道具なので with を使います。
② 行為者なのに with を使う
❌ The book was written with him
⭕ The book was written by him
受動態で行為者を表すときは by を使います。
③ 交通手段で with を使う
❌ I went to school with bus
⭕ I went to school by bus
交通手段は by を使うのが基本です。
覚え方のコツ
シンプルに次のイメージで覚えると理解しやすいです。
by = 方法・行為者
誰がやったか、どうやったか
with = 道具
何を使ったか
つまり
人や方法 → by
道具 → with
と覚えると多くの場面で正しく使い分けられます。
まとめ
- by:行為者・方法・手段
- with:道具・一緒に使うもの
- 受動態の行為者は by
- 道具は with
- 交通手段は by bus / by train
この基本イメージを押さえておくと、英語の前置詞の使い分けがより自然に理解できるようになります。
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